知っておきたいシャンプー後に必要な3つのケアとは
04/18

ここではシャンプー後に必要な髪のケアを3つ解説していきます。
シャンプー後の対応によって髪質や頭皮への影響が大きく変わってきます。
間違った対応をしていると髪がパサついたり、傷んでしまうことも・・・。
どんな点に注意してケアをすれば良いのか紹介していきましょう!知っておくと髪の状態が良くなるかも!?
髪は濡れたままにしない
髪を乾かす時にショートヘアーの人、あるいは夏場など温度が高いときは、
自然乾燥で済ませている人もいるかもしれませんね。
しかし自然乾燥は髪質を悪化させてしまうのでお勧めできません。
長時間、水分が髪にとどまっているとキューティクルが開いちゃうんですよ。
キューティクルが開くのが当たり前になると、外的要因を受けやすくなります。
例えば手ぐしをしたり、スタイリング剤をしたり、
パーマをかけた時にボロボロの髪質になってしまうことも・・・。
髪の毛は大きな膜で覆われているものではなく、何枚もの小さな破片のような組織で出来ています。
イメージとしては魚の鱗のような感じです。
その鱗がボロボロと剥がれると思うと、かなり怖いですね・・・。
それを防ぐには、シャンプー後に速やかに乾かすこと。
まずはタオルドライで水分をふき取って、最後の仕上げにドライヤーを使っていきます。
髪の正常な水分量は10%~20%程度なので、完全に乾ききるまでやる必要はありません。
少なくとも手で触って乾いたと感じるまではドライヤーで乾かしていきましょう。
乾燥肌の人はトリートメントを使う
トリートメントは髪を覆う膜のような役割があります。
乾燥肌の人はパサついた髪質になりがち。
シャンプーをした後にトリートメントを使うことで保湿性がアップするので、
パサついた髪質になるのを防いでくれます。
最近は洗い落とすタイプと洗い落とさないタイプのトリートメントがあります。
洗い落とすタイプのトリートメントは、トリートメントを髪に吸着させてから数分間(目安として5分以内)
を意識して、ちょっと放置しておきましょう。
そうする事で、洗い落とした後もトリートメントの成分が髪に残るため、
程よい保湿性をキープすることができます。
洗い落とさないタイプのトリートメントは少量だけ髪に付けて使用しましょう。
あまりたくさん付けすぎてしまうと、かえって髪がベタベタになってフケや汚れが吸着しやすくなります。
適性として脂性の人は洗い落とすタイプのトリートメント、
乾燥肌の人は洗わないタイプのトリートメントがおすすめです。
トリートメント以外ではベビーオイルやオリーブオイルを用いた保湿ケア方法もありますが、
粘性が強く、髪をサラサラにキープするのには不向きなので、特に女性には向いていません。
ドライヤーの冷風機能を使う
ドライヤーの冷風機能って何のためにあるか知っていますか?
「夏に使うのに涼しくて気持ちいいから」
「頭皮が熱くなるので、冷やすため」
上記のような考えを持っている人もいると思います。
冷風機能を使った最大のメリットは髪の温度を低下させること!
髪の成分はタンパク質なので長時間高熱にさらされると変性してしまいます。
例えば、ゆで卵を再び冷やしても生卵に戻るわけではありません。
それと同じように髪の毛は一度変形してしまうと元に戻ることができないんです。
それを防ぐには、髪の温度の上昇を防ぐことが大切。
ドライヤーを当てたときに髪の温度は徐々に上昇してしまいます。
そのまま放置していると次第にゆで卵(髪質が悪くなった状態)に変化してしまうんです。
ただドライヤーを当てて乾かし、その後すぐに冷風を当てればゆで卵にはなりません。
ドライヤーの温度は最も強いもので、140℃程度といわれています。
髪の毛がすぐにその温度になるわけではありませんが、長時間当てれば必然的に髪の温度も上昇しますね。
その作用に歯止めをかける役割がドライヤーの冷風機能と覚えておきましょう。
温風を2、3分程度当てて乾したら、再び冷風で2、3分程度当てて冷やしましょう。